6月の行事 梅をとりに行きます

予報では雨でしたが、運良くこの日は晴天に恵まれ、行く途中では虹も見えました。渋滞に巻き込まれながら車で走ること40分、隣町の某所に到着。車を降りてここからは歩きになります。アルミのハシゴとかごを持ってひたすら山道を登るという一苦労しそうな道のりですが、迎えてくれたのは「ヤマグワ」。これが豊富に木に実っているんです。野生のものなのでもちろん食べ放題。サクランボやイチゴよりも甘くておいしいんです。なぜこれが市場に出回らないのか不思議ですね。しばし梅取りを忘れて夢中になります。これから山を登るのを考えると私はここで帰っても良いと思うほど満足。感動のおいしさです。「梅取りなんてやめてここでのんびりしようぜー」という私の思惑とは別に一行は山を登り始めてしまいます。

山道、階段を登りやっと到着。予想外に荒地です。今登ってきた道を帰りは梅をかついで帰るのかー。

まずは地面に落ちている梅拾いから。草が生い茂っているんで緑にまみれて梅が同化しちゃってます。なるべく踏まないように気をつけながら丁寧に拾います。これが宝探しのようで意外とはまってしまうんです。童心に戻った感じですね。

そして木にはみっしり実った梅がたくさんです。はしごに登ってたくさん実っている枝を先生とやる気満々のSさんが腕にみみず腫れを作りながら激しく揺らします。頑張る二人を横目に楽な梅拾いに徹する私に降り注ぐヒョウのような梅の雨。まるで天罰のよう。「イタイ・・・」なんとなく滝行を思い出します。梅に身を清められている感じです。先生、梅行なんてどうですか・・。

誰かが枝を揺らすたび、必ず「痛てえ」という声が聞こえてきますが、落ちてくる実が豊富で拾い上げるのに夢中になり、痛みも疲れも忘れさせてくれます。

さて、梅取りに慣れてくると、自分たちがいかにここで梅取りをするに当たって準備不足だったかが分かってきます。

長袖、長ズボン、さらに軍手に帽子などフル装備で臨むべきなんです。心置きなく梅を拾うにはこれらは必須アイテムなんです。他にも細々必要です。「梅取り」という爽やかな響きにこの荒地では流されてはいけないのです。

そんな中、先生のこの軽装には本人自ら突っ込みをいれなければならないところなんです。「おい、半袖はないだろ」。

先生は腕を腫らしながらも、枝を揺するのをやめません。笑顔も忘れません。その姿にはある意味感動を覚えます。「先生、スゴイ・・」

「でも、ここ来たの初めてじゃないですよね・・・」

本日の収穫は18キロにもなりました。45リットルゴミ袋いっぱいくらいです。

家に戻って容器と梅をざっと洗って、たっぷりの蜂蜜と黒砂糖で梅ジュースの素を作ります。先生曰く、三週間くらいで出来るそう。とてもおいしそうですよね。

子供心を忘れ、日々に疲れ、何かに夢中になることを忘れ去ってしまった方に、とてもお勧めの作業です。

山には果物がいっぱいです。

これはあんずです。梅に似ています。あんずを漬けたお酒はおいしいです。

グミです。甘酸っぱさが郷愁を誘います。

ゆすら梅です。小さいけれど、とてもおいしいです。

ヤマグワです。止まらないおいしさです☆

びわです。

びわの葉はアグダミンを含んでいて、癌や難病に効果があると言われています。びわの葉で行う温灸は自然療法の中でもわりと有名です。

古い葉を刻んでアルコールに漬けるといざというときに頼りになります。早速作ってみましょう。

桜の実 ちょっとすっぱいけどさくらんぼの味です。

八重桜の花は塩漬にしてお茶にもなります。

 

 

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